2020年6月4日木曜日

琴奏者の紅華と雪漣を使ってみた

2020年5月末、新しいキャラが2体追加されました。

画伯と琴奏者
画伯と琴奏者


琴使いを1体プレゼントイベントがあったわけですが
私は普通にガチャで火属性を、さらにイベントで水属性を手に入れました。


紅華と雪漣
紅華と雪漣


まずはそれぞれのスキル構成

紅華のスキル

  1. 歌が咲かせた花
    相手を攻撃して50%の確率で2ターンの間ミス発生率を上げる。
    スキルマで弱化発生率75%。
    最大スキルLv.7。

  2. 怨念の旋律
    次のターン開始時まで、ターンが回ってくる相手の体力を5%下げ、50%の確率で1ターンの間攻撃力を下げる演奏をする。演奏中は協力攻撃・反撃ができない。
    再使用可能まで4ターン。
    スキルマで弱化発生率65%、再使用可能まで2ターン。
    最大スキルLv.5。

  3. 千年の旋律
    自分を除く、味方全体の攻撃ゲージを15%ずつ上げて、次のターン開始時まで、ターンが回ってくる味方の体力を15%回復し、1ターンの間攻撃力を上げる演奏をする。演奏中は協力攻撃・反撃ができない。
    スキル再使用可能まで5ターン。
    スキルマでスキル再使用可能まで4ターン。
    最大スキルLv.3。
リーダースキル:ギルドコンテンツで体力33%上がる。

雪漣のスキル

  1. 歌が咲かせた花
    相手を攻撃して50%の確率で2ターンの間ミス発生率を上げる。
    スキルマで弱化発生率75%。
    最大スキルLv.7。

  2. 不協和音
    相手全体を3回攻撃し、それぞれ15%の確率で1ターンの間スタンさせる。相手が行動不能状態の場合は攻撃ゲージを10%ずつ下げる。
    スキル再使用可能まで4ターン。
    スキルマで弱化効果発動率はそれぞれ25%、スキル再使用可能まで3ターン。
    最大スキルLv.5。

  3. 至高の音色
    自分に1ターンの間免疫効果を与え、次のターン開始時まで、相手の強化効果付与を邪魔する演奏をする。演奏中は協力攻撃・反撃ができない。
    スキル再使用可能まで6ターン。
    スキルマでスキル再使用可能まで4ターン。
    最大スキルLv.3。
リーダースキル:ギルドコンテンツで効果的中40%上がる。


二人ともリーダースキルはギルドバトル用なので、ギルドバトルで使用されることを前提としているキャラなのでしょうか。
スキル構成的に火の紅華は完全にサポーター性能で、水の雪漣も一発芸的なサポーターなので頭数の少ないギルバトではなかなか辛い気がしています。


所感

それぞれのキャラについて、まずポジティブな感想を書きます。
  • 水属性の雪漣のスキル3が超強力。
    すべてのバフ張りを無効化します。
    パッシブスキルのクムヌや水司祭のシールド、水イフの撃破阻止、光リッチの無敵、これらすべてが無効です。
    通常スキルではヴェラジュエルの解除免疫やバステトの全体剣バフ・シールドなどは無効ですが、ゲージ上げは阻止することはできません。
    ですがバフ系はすべて無効化できるので、相手戦術の阻止を1体で完結できるのは純4の性能としてはかなり高機能でしょう。
    さらに2ターン目には意思免疫が消えている相手に対して全体スタンorすでにスタン状態であればゲージ下げのスキル2が打てるので
    スキル構成に無駄がなく、用途もわかりやすくて使いやすいです。

  • 火属性の紅華のスキル3はターン獲得系のキャラとすこぶる相性が良い。
    まず思いつくキャラは水バーバリアンキングのエギルと火イヌガミのラオークでしょう。
    個人的には光サーマルキャットもゲージ奪取のパッシブ効果でターンが獲得しやすいので相性がいいと思っています。
    特にエギルは自身もリジェネ効果を持っているので、ターンを獲得するだけでどんどんHPが回復します。
    逆にギルバト等で防衛側にエギルがいる場合は、紅華をデコイにして適度にゲージ下げをしてもらえば効果を長続きさせることができるかもしれません。

  • 基礎ステータスがなかなか優秀(攻撃速度を除く)
    水・火ともに体力が11,000を超え、完全サポート型の紅華は防御が659、攻撃スキルも持つ雪漣は攻撃が659とスキルとステータスもマッチしてます。
    唯一速度が98と遅いところがネックでしょうか。
    特に雪漣はバステト相手にも速度勝ちをしないといけないキャラなのでガチルーンが必要です。
    バステトの基礎速度は99と1差なので純粋なルーン勝負です。そこは頑張りましょう。

続いて、ネガティブなところを書きます。
  • スキルマが遠い。
    最初にキャラクターのスキル欄を見たときの感想はこれに尽きます。
    火・水ともにスキルマにするにはスキルを12個も上げないといけません。
    特に紅華はスキル2・3で琴の演奏を行いますが、スキルレベルが上がっていないとクールタイム4ターンと5ターンで非常に長い。
    暴走ルーンで組むキャラではないですし、高速にするキャラでもない、そんなキャラのクールタイムが長いのは辛いですし、サポーターなのにスキルレベルが上がっていないと弱化発動率が低いままなのが非常にきつい。
    スキルマにできれば使える場面が多くありそうなだけに、残念です。
    ハープ奏者みたいに、調合キャラに来ないかな。


紅華を使ってみた

紅華のステータスとルーン
基礎ステータスが高いのでなかなか高水準にはなりました。
速度はどう振っていいかわからぬ。

私はラオーク・エギルともにまともなルーンがついていないので、お試しに光マーシャルキャットのシャオリンと組み合わせて使用しました。
シャオリンのお供であれば、シャオリンの2ターン目(実質150%程ゲージが上がる)までに紅華のスキル3を打てばいいので、紅華は中速程度で十分です。
私のパーティーは、
クムヌ・シャオリン・紅華。

相手パーティーは、
クムヌ・バステト・オーディン

テンプレ構成の面倒な防衛です。
で、結果は負けました。

試合運びとしては、
初手はオーディンに対してシャオリンが割り込みダメージ半減が間に合ったので1発目のオーディンの防御無視を耐えて、一度オーディンを落とすところまではいきました。
ですが、そこでターンのめぐりが悪くシャオリンをオーディンの防御無視で落とされて、おしまい。
勝てはしませんでしたが一切望みなしという感じではなかったので、単純に構成とルーンの質負け・実力負けという感じです。
わかっていたことですが、バフを奪うオーディンにシャオリンは相性悪いですね。


紅華を使ってみての感想ですが、スキルレベルが一切上がっていないこともありクールタイムが長すぎて耐えられませんでした。
スキル2の体力5%削りもシールド貫通はしないようなので、バステトやクムヌシールドを貼ったオーディンには完全に無意味。
さらに剣折りデバフも発動率50%は低すぎて期待できるような動きはしませんでしたし、
スキル1のミスも一切入らないという悪いところばかり出た一戦でした。

やはりこのキャラはスキルレベルを上げないと使うのは難しい、というのと、
先に挙げたエギル・ラオークのようにもっと能動的にターンを獲得して動いていけるキャラに合わせた方がいいというのが感想です。



雪漣を使ってみた

雪漣のルーンとステータス
最終的にはバステトに速度勝ちが理想なので、まだまだ速度足りません。
最低でも+180以上は必要かな。

私はワリーナをやってません。
なのでいい感じのアリーナ防衛にぶつけてみました。
バステトやクロエ・シェノンにバフを貼らせなかったときはテンションが上がりましたし、
光リッチの厄介なパッシブを発動させずに一気に倒せたときは楽しかったです。

やはりこのキャラは速度勝ちしてバフを抑制させることに特化させる形がベストでしょう。

最速にできない場合は、"誰の"バフを抑制させたいか、ということを考えて対象キャラに特化した速度調整をするのもいいと思います。
速度があまり早くないだろう火・闇キメラのバフを抑制したいとかでもいいんじゃないでしょうか。


火と水を比較して


紅華と雪漣を使ってみての感想ですが、
シンプルに強いのは雪漣です。
スキル3が圧倒的に強い。スキル2もどんな相手でも強い。
雪漣の使い方であれば、速攻で試合を終わらせるような形にしやすいのでスキルレベルが上がっていなくてもあまり影響ありません。

一方の紅華は一緒に組む見方キャラの幅が狭いことと、刺さりそうな敵キャラの幅も狭いです。
さらにスキルレベルが上がっていないと使いにくいスキルばかりで余計に使いにくい。
この辺りはもう少し研究されれば変わってくるかもしれませんが。


もし雪漣が当たったのであれば育ててみる価値は十分あります。
紅華が当たったのであれば、いつかスキルレベルを上げられるようになってから使い方を考えるぐらいでいいかな。